ふるさと元気風ブログ版

ふるさと元気風ネットの活動、ふるさとの自然やことば、日々のつぶやきを発信します。2012・01・28~

fmラジオ鹿児島弁講座から

FMラジオかごしま弁講座は、毎回、パソナリティーとおしゃべりしながらの楽しいかごしま弁講座です。今月のテーマは植物のかごしま弁でトウモロコシ「ヨメジョトキッ」を実際にスタジオに持ち込んで対話が弾みました。

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○ときっのよめじょ:<とうもろこし>

  長く伸びた ひげの正体は、「めしべ」で、「絹糸(けんし)」と呼ばれている。 広辞苑には嫁女黍(よめじょきび) - とうもろこしの異称と記されている。語源は、長く伸びた先の黒くなった絹糸(けんし)が花嫁の髪に似ていることから。

○へっのしゃくし:<天南星(てんなんしょう)> 

○ミンダレグサ:<ゆきのした>

  耳垂草 ユキノシタの葉を中耳炎<みんだれ>の民間薬に用いることから。  

○ふっ:<ヨモギ> きく科の多年草         

葉はヨモギ餅等に利用。切り傷したときなどにこれをもんでつけると血がとまる。

※日葡辞書にも記されていることからかなり古い時代から使われていたと思われる。